終活の始め方

終活の始め方

「最近“終活”ってよく聞くけれど、どこから、いつから、始めたら良いの?」
と思われたことはありませんか?

ネットで検索してみても「始めるべきこと」の項目が幾つも書かれていて、
「で、結局どれから始めれば良いの??」
と、また悩まれてしまうことも多いのではないでしょうか。

こちらの記事をお読み戴ければ、

●終活は何から始めれば良いのか

●終活はいつから始めれば良いのか

●終活って本当に必要なのか

かが、しっかりお分かり戴けます。

終活は、何から始めれば良いのか

終活は、何から始めれば良いのか。

それは、ずばり

「エンディングノートを書くこと」

からです。

一番最初に「エンディングノートを書く」のは、なぜなのか?

ネット記事の「終活の始め方・最初に手掛けるべき項目」には、いくつもの項目が並列に書かれています。
「え?!結局どれが重要なの?」と戸惑われるかもしれませんが、それはある意味“正解”であり、ある意味“不正解”です。

なぜ ”正解”かと言えば、
・人によって、状況によって、最初に始めるべき事項が異なる。
・1つ1つの項目は、いずれも同じように重要である。
からです。

なぜ ”不正解”かと言えば、
・あなたとあなたがいまいる状況において、より先に始めるべき優先順位がある。
からです。

しかし、その優先順位は、あなたにしか分かりません。

だからこそ、それを見つけるために、「エンディングノートを書くこと」が、先ずは最初に必要なのです。

「エンディングノート」の項目を見て、書き始めるとことで、ご自分にはどんな準備が不足しており、ご自分にとって先ずは何から手を付けるべきかが、自ずと明確になってくるのです。

何歳から「エンディングノート」を書き始めれば良いのか?

もし、あなたが病気もしておらず、身体が健康で毎日働けている状態なら、

60歳から具体的な終活を開始できるよう

50代に突入し55歳前後になったら、事前準備としての「エンディングノート」を書き始めましょう。

終活は、いつから始めたら良いのか

50代に突入し55歳前後になりましたら、事前準備としての「エンディングノート」を書き始めましょう。

そして、60歳になったらさあ!具体的な終活を始めましょう

なぜ60歳から終活を始めたほうが良いのか?

下の表をご覧ください。

出典:楽天インサイト「終活に関する調査」リサーチデータ(2019年)終活に関する調査|楽天インサイト (rakuten.co.jp)

「終活の意向がある人」の4割が、60代になったら終活を始めたいと回答しています。

なぜ、「終活の意向がある人」の4割もの人が、終活を始めたい時期を「60代になったら」と言うのでしょう?

それは・・・

◆ 現代日本の雇用制度では、60歳で一旦定年となる。

60歳で一旦の定年を迎え、そこから再雇用となったり再就職をするとしても、大方の社会人は60歳で一区切りを迎えます。
それまでの日常より、私的(プライベート)なことに使える時間が増える

◆ 60代は身体的にも知的にも充分活動でき、事務手続きなどをこなしていくのも億劫ではない。

高齢になればなるほど、物事が億劫になっていくものです。
物事が億劫になるその前に、具体的な終活を始める必要があります。

からなのです。

そもそも、人生において終活は必要なのか

そもそも終活ってなあに?

終活の専門家集団「NPO法人ら・し・さ」の資料(「終活の基本と『ら・し・さノート®』の活用法」)の中に、このような頁があります。

出典:NPO法人ら・し・さ 「終活の基本と『ら・し・さノート®』の活用法」P16
出典:NPO法人ら・し・さ 「終活の基本と『ら・し・さノート®』の活用法」P17
出典:NPO法人ら・し・さ 「終活の基本と『ら・し・さノート®』の活用法」P18

このように「終活」とは

「終」・・・人生の最期に向けての準備をする

ということは勿論、それだけでなく、

「活」・・・自分らしい後悔の無い人生を送り切る

ためのものなのです。

終活の大切さ

「終」 最期に向けての準備がしっかり出来ているからこそ、
「活」 ご自分らしく、悔い無く、精一杯生き抜くことが出来ます。

終活は、それぞれの方の人生において必要で、とても大切なものなのです。

まとめ

「終活の始め方」を知り、「終活を始めること」

それは、後半の人生の“新しい始まり”です。

とりわけ、死後対応をしてくれるお身内がいない「おひとりさま」にとっては、「終」の準備をすることにより、「活」という後半の人生をより楽しく爽やかに、何よりも自分らしく過ごすことができるようになります。

ですので、まずはまずは「エンディングノート」を手に取るところから始めてはみませんか♡

「エンディングノート」に関する記事はこちら

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